頭のてっぺん、頭頂の一点で立っている。
両腕は掌を後頭部で組み合わせ、手首・前腕・肘は地面に柔らかく密着している。つっかえ棒のように固めてはいない。云うなれば「一点逆立ち」だ。
馴れてしまえば、立つのはどうと云うことはない。気をつけるのは、足先が地面を離れるまで。
正座から頭のてっぺんを地面に付け、両腕を頭に添える(頭頂と両肘でだいたい正三角形になる)。
腰を上げながら、頂点一点に重さをかけて行く。背後に倒れ込みそうになるが、それでも背中を緩めていると、足先が地を離れ、足腰が宙に浮き、続いて首筋から胴体・腰が直立する。
胴体が頂点一点の上に乗って安定したところで、天頂に向かって足先を伸ばしていけば、無理なく納まりの良いところに姿勢が決まる!逆立つ!
注意したいのは、足を跳ね上げたり腕を突っ張ったり、力を入れて無理矢理からだを持ち上げようとしないこと。ただただ背中を緩めたまま、『ゆるみ』に任せてからだの流れの移り変わりに、身を預けて行く。
上手く行かないときは、結果を急がずに、首から腰にかけて、背骨を充分に緩めてから再チャレンジ。
それを語るのは、またの機会に譲ろうと思う。
カラダが、筋肉痛とは違う感じの筋肉痛!?になり、今日はだいぶ楽になりました。
ゆるめるというのは、頭とは違う回路を使う感じで、思考人間にはいいなと思います。
筋肉痛、普段使っていない筋肉がだいぶ刺激されたようですね。笑いすぎて腹筋が痛くなるのに近いかも。時々刺激してあげて下さい。からだの元気回路が開通しますよ。
またどうぞ来て下さい。ありがとう!