2011年07月02日

【1】 ユラユラ ユルユル フワァー

自己紹介でいつも困っています。
「セトジマさんは、何をやっている人ですか?」
「どんなお仕事してますか?」
先ずは、以下の動画を見て下さい。



これを実際にやって見せると、たいていの人がと云う顔をする。
ほとんどの人が、こんなからだの動きを見たことが無い。
だから、ダンスとかヨガとか気功や太極拳等等と、世間にはいろいろな分類があるけど、どこにも当てはまらない。

私のやっていること、ことばで説明できないので、ともかく動画で見てもらい、「こんなことしています!」と云うことにした。

出来るならば、動画を繰り返しよく見て、意味分類をさっさと急がずに、どんなが、動画のからだの動きの中から、感じ取られるか?試して欲しい。

それでも、解説なしは、とっても不親切だろうと思うので、書いてみる。
せっかくだから繰り返し見てね。

(1) からだがユラユラしっぱなし。
(2) 降りて行くときも、下り切った時も、起き上がってくるときも、動きに滞りが無く滑らか
(3) 操り人形の動きみたい。
(4) 足の裏が地面に吸い付くみたい。
(5) ぶら下がったときの上半身の動きは、氷嚢や水風船みたい。中身は液状かも。
(6) ユルユルで空っぽ
(7) が、よく動いてる。
(8) なんと言っても、リラックス。全身の力がよく抜けている。

私の、オリジナルの動きではないことは、明らかにしておきたい。
1981年から1990年代にかけて、野口体操教室と竹内演劇研究所で、野口三千三先生と池田潤子先生に付いて、私が学んだもの。
原点は「野口体操」である。
ただし、野口体操というシステムや技法があるわけではないので、私は野口体操の指導者として看板を掲げるつもりは無い。
私は、私の身をもって実践してきた様々なからだの動き・動作・行動・表現を自分のこととして、語っていく。

YouTubeに動画を沢山載せたけど。動画への記事はこちらに掲載です。



posted by セトジマミツル at 23:24| Comment(2) | TrackBack(0) | ストレッチ体操 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

【2】 正体を失う!

スローモーションではない。
実写速度で撮影している。
でも不思議なくらい、ゆっくりとした動きに見える。



見ていると、氷河や流氷が崩壊するとき、氷山の末端から大きな氷塊が剥れ、崩れて落下し海の中へなだれ落ちる。あの巨大な落下の動きの感じを思い出してしまう。

あるいは、ダイナマイトによるビルの解体作業の光景。巨大建造物が、発破により土台を薙ぎ払われ、一瞬宙に浮き、その後、落下を始め、自らの重さによって基底から粉々に崩れ落ち、粉塵噴煙を舞い上げる、あの感じ。

云うなれば、突然支えを失ったものが、今までの在り様に思いを残しつつ、それでも自らの重さに堪(こら)えきれずに、自重で落下して行く、悠々としたあの感じだ。

私の意識は、こんな動きをしようと、イメージやポーズを思い描きながら動いているわけではない。立ったまま凝固しているからだの内側全体のつながりを、ほんの少し左右に揺らして緩める。ゆるめながら僅かに腰を後ろにずらすと、下半身の支えを失なった上半身は、崩れて落下し始める。 あとは上半身の(中身が?)崩れ落ちるに任せて、成り行きを見守るのみ。

中学校陸上部で、私がこれをやって見せたときのこと、「先生がいなくなっちゃった!」と生徒の一人が言っていた。見事な感想だ。「正体を失う!」動きである。

posted by セトジマミツル at 01:30| Comment(0) | ストレッチ体操 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

【3】 動きの中には『ゆるみ』があり、『ゆるみ』が動きを生み出す

この動きの最中の、私の意識の在り様をたどって見る。



(1)上半身が降り始める直前、立ったまま目を閉る
(2)直立のまま、左右の足裏交互に、わずかに踏み変えると、からだ全体が『ゆるみ』、地面から波が立ち昇るように揺れはじめる。
(3)腰をほんの少し後ろに引くと、支えを失った上半身は、腰→腹→胸→首→頭の順番で、重力によって
落下していく。(このとき、足・脚・肢並びに各関節は、からだ全体の姿勢の変化を妨げぬよう、ゆるんでいる。上半身が下降するに連れて、腰が高い位置へと移動する。腕は重力に任せてぶら下げておく。)
(4)上半身が下りきったところで、さらに足の裏で左右交互に地面を踏みかえると、動きにつられて膝がわずかに屈伸し骨盤が様々に傾きを変える。この変化が重力に任せて釣り下がった上半身に波状に伝わる。
(5)上半身の力が充分に抜けて重力に任せてぶら下がり、下半身の背面が充分に引き伸ばされて、からだ全体の感じががゆらゆらと『ゆるみ』きったところで、膝を前方に曲げる。腰の位置がわずかに下がることで、足の裏で地面を押す形になり、地面からの反動で、足→脚→膝→肢→腰→腹→胸→首→頭の順番で、下から順々に積み上がるようにして、立ち上がってくる。
(6)立ちきったところで、足の裏を小さくやわらかく踏みかえ、地面から立ちのぼる『ゆるみ』の感じに任せて立ちきる。からだ全体の感じを視野に入れたまま目を開く

赤文字の箇所のみ、私が意識的にからだを操作しているところである。後はからだの『ゆるみ』の感じに任せていれば、地球の重力に導かれて、姿態は自在に変化を遂げる。
ただし、「からだを降ろさなければ!」「からだを揺らさねば!」等々、「〜しなければ!」と意識が命令を下すと、そのとたんにからだに力(緊張)が入り『ゆるみ』(の感じ)が消え去ってしまう。
動きの途中で力が入ったことに気がついたら、それをゆるめ、常に『ゆるみ』の柔らかさ、安心感、心地よさ気持ちよさの中に、浸され包まれたまま、からだの変化の成り行きに身を委ねる(自然に任せる)。
意識はそれを見守ること、余計なちょっかいを出さないこと。コツといえばコツかもしれない。

『ゆるみ』は全ての動きの前提である。『ゆるみ』があるから自在に動くことが出来る。何か物事がうまくいかないとき、うまくやれないとき、からだの緊張を解いて『ゆるみ』をとりもどしてから、再チャレンジ!案外うまくいくかも知れない。

『ゆるみ』(の動き)と名付けようと思う。YouTubeに掲載した動きを、Blogを利用して、一つ一つ確認する作業を始めたところだが、その全ての動きを包括するには、『ゆるみ』と云う名称がふさわしいと思う。
どの動きも、その最中に私が意識を集中しているのは、からだのゆるんでいる感じ=『ゆるみ』である。
『ゆるみけーしょん』で総称して、からだの動きに関しては『ゆるみけーしょん体操』とでもしようかな?

   
posted by セトジマミツル at 23:43| Comment(0) | ストレッチ体操 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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